第26回 日本緩和医療学会学術大会
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第3回インタビュー
組織委員インタビュー 〜第26回日本緩和医療学会学術大会に向けて〜
Q. 当センターが学術大会の主幹に決定した時のお気持ちと、テーマ「初心不可忘」について教えてください。
ご報告を受けた当初はあまりピンとは来ませんでしたが、名誉でありまた大変なことだと思いました。大会長である橋口先生や事務局長である竹内先生のご様子を見るにつけ、今も日々その思いは強くなっています。
私も広報という形で参加させていただきます。大役で驚きましたが、皆様にご指導いただきながら務めたいと思います。
今回のテーマは「初心不可忘(しょしんわするべからず)」です。緩和ケアを含め医療はどんどん発展していますが、それに応じて新たな課題も増えています。緩和ケア、医療における「初心不可忘」とは、どんな時にもその根底にある「癒し」という考えに立ち返って目標を見失わないようにすることが肝要、という意味なのでは、と考えています。部門、分野の問題だけではなく、各人のプロとしての初心ということもあるかと思います。
Q.今回のポスター作製に関わっていると伺いました。イメージは、いつどのように浮かび、テーマに結びつけたのか教えてください。
今回のテーマは能楽の大家である世阿弥の『花鏡』に由るということで、2019年の3月には能の鑑賞、舞台の見学取材を行いました。その際は、宝生流、宝生会館の方々に大変お世話になりました。
私の妹がデザインの仕事をしていたこともあり、ポスターデザインを依頼しました。
Q. 今後、学術大会においてアイデアがあれば教えてください。
未定ではありますが、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでの情報交換も検討しています。個人的にはゆるキャラ設定も検討中です(採用されるかは不明です)。
Q.瀧野先生が医師になった時、緩和医療を目指した時の初心を教えてください。
医者になった当時は外科医として勤めていましたが、治療を行いつつも、その時々の痛みやつらさを同時に癒すことはできないのか、そのためには何が必要なのかを勉強するために緩和ケア科に移りました。
Q.参加を考えている方々へ、組織委員会から第26回学術大会のアピールポイントをお願いします。
今回の学会はハイブリット方式を予定しています。これまでは事情があって学会会場に赴けなかった、という方にも参加しやすいのはメリットかと思います。問題・解決法の共有、知識のUp To Dateのためにも大勢の皆様のご参加をお願い致します。