第3回Supportive Care Conferenceを開催しました。
日時:2018年2月28日(水) 18時半〜20時半
場所:慶應義塾大学病院 2号館11階 大会議室
場所:慶應義塾大学病院 2号館11階 大会議室
講演1「オピオイド誘発性便秘症(OIC)に対する治療経験」
座長:慶應義塾大学病院 緩和ケアセンター
専任薬剤師 金子 健 先生
演者:慶應義塾大学病院 緩和ケアセンター
助教 大岸 美和子 先生
オピオイド誘発性便秘症(OIC)についての概説と、OICに対して昨年当院で処方が開始されたナルデメジンの治療経験に関する内容でした。脳転移のある患者さんや胃ろうからの投与でも安全に使用でき、有効であることが紹介されました。
講演2「オピオイド鎮痛薬の新しい戦略」
座長:慶應義塾大学病院 緩和ケアセンター
センター長 橋口 さおり 先生
演者:星薬科大学 薬物依存研究室
特任教授 鈴木 勤 先生
鈴木先生は薬物毒性に関して長年研究され、また、ナルデメジンの生みの親でもあり、行政にも深く携わっておられます。
今回は、アメリカの薬物依存の現状や国内の状況を講演していただきました。
特別講演「良質のがん疼痛緩和を継続させていくために」
座長:慶應義塾大学医学部
外科学教授 北川 雄光 先生
演者:帝京大学医学部 緩和医療学講座
教授 有賀 悦子 先生
緩和医療における最近のトピックスを最新の知見に基づいて、わかりやすくお話していただきました。
最後に、昨年開催された日本緩和医療学会学術大会が盛会だったことを大会長としてご報告されました。
講演風景
(左より、橋口先生、大岸先生、鈴木先生、有賀先生、北川先生、金子先生)