JPAP®(Japan Partners Against Pain)主催のAustralia Study Tour 2010に参加しました。
当緩和ケアチームが2009年JPAP®より表彰され、オレンジサークルアワード2009 Second Best Team of the Yearを受賞したことから、オーストラリアのメルボルンでの研修ツアーに、緩和チームの代表として、宮島加耶(精神神経科)・吉川ひろか(麻酔科)が参加致しました。
2010年3月13日〜19日の日程で、メルボルンにあるホスピス、がんセンター、モナッシュ大学等を訪問いたしました。各施設での施設見学、病棟回診、多職種カンファレンス、Journal club、様々な職種によるレクチャーを受け、有意義な研修をさせていただきました。
オーストラリアでは緩和ケアは在宅緩和ケアから発展し、患者が在宅、一般(急性期)病院、ホスピス・緩和ケア病棟をスムーズに移行できるように構築されたシステムが根付きそれぞれの役割分担と連携が充実していました。専門性を生かした多職種によるケアを目の当たりにするとともに、教育や研究制度の整った緩和医療に感銘を受けました。
McCulloch House
McCulloch House前にて
日本人看護師:川田治子さんと
今回の研修ツアー同行者
中央:田中桂子先生(都立駒込病院 緩和ケア科医師)
中央右:郡由起子看護師(同病院 がん性疼痛看護認定看護師)
左端:吉川
右端:宮島
McCulloch House内
落ち着いた雰囲気のある患者・家族用ロビー
Peninsula Palliative Care Centre
Peninsula Palliative Care Centreでのレクチャー風景
Brian McDonald先生を囲んで(中央の男性)
Monash University
Monash Universityにて
日本人看護師:下稲葉かおりさんと(中央)
Peter MacCallum Cancer Centre
患者・家族への資料・パンフレット(センター内)
Odette Sprut先生(後列左から2番目の女性)と
センターのスタッフの方々
Caritas Christi Hospice
病院内の庭の風景
バタフライウォール(Butterfly wall of memory)
患者の名の入ったタイルで、できているメモリアル
研修報告の詳細は、JPAP®発行のJPAP®Ai (NO.3 2010 /JULY)に掲載しております。
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